JR東日本とJR北海道は9日、東北・北海道新幹線用E5系とH5系の各編成に荷物置き場を設置すると発表した。JR東日本では、秋田新幹線用E6系にも荷物置き場を設ける。
荷物置き場の設置は、東北・北海道新幹線用E5系とH5系の全編成、秋田新幹線用E6系の全編成が対象。訪日外国人旅行者向けの対応の一環として行うもので、座席の一部を撤去する形で設ける。設置箇所は、E5系とH5系が、各編成の2・4・6・8号車の東京寄りと9号車のデッキスペースで、E6系が、各編成13・15・17号車の東京寄りと11号車のデッキスペース。E5系とH5系では、2017年7月1日(土)から順次導入し、2018年2月ごろまでに全編成での設置を終える。E6系では、同2月ごろから順次導入し、同8月ごろまでに設置を完了する予定。
また、訪日外国人旅行者向けの取り組みとして、JR東日本では、東京駅に「祈祷室(Prayer Room)」を設けることも今回発表した。ムスリム(イスラム教徒)の旅行者向けに、東京駅のJR東日本訪日旅行センター内に設ける。開設予定日は、2017年6月5日(月)。