国土交通省は19日、鉄道建設・運輸施設整備支援機構から申請があった九州新幹線武雄温泉~長崎間の「工事実施計画(その2)」を認可した。同計画は、武雄温泉駅での新幹線と在来線との対面乗り換えの工事などが追加されたもの。
認可された今回の工事実施計画は、2012年6月に認可された「その1」に次ぐもので、軌道や電気等の開業設備の整備などを追加したもの。「工事実施計画(その2)」として、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が申請し、国土交通省鉄道局が2017年5月19日(金)に認可した。追加事項は、武雄温泉駅での新幹線と在来線との対面乗り換えを行うための施設の整備、熊本総合車両所の一部増強、軌道、電気、信号・通信等の開業設備の工事など。
同省では、工事費が約5009億円に変更となることも今回認可した。