東京急行電鉄は、2017年度の設備投資として、大井町線急行の7両化などを計画している。
東京急行電鉄が5月に発表した設備投資計画によると、同社は2017年度の主な投資として、ホームドア整備、大井町線輸送力増強、車内環境の向上、情報配信の強化などを予定している。ホームドア整備では、東横線の祐天寺や綱島、大井町の荏原町の各駅のほか、三軒茶屋や二子玉川など、田園都市線の各駅への整備も開始する。大井町線輸送力増強では、急行の7両化、急行停車駅のホーム延伸を行う。車内環境の向上では、田園都市線に新型車両「2020系」10両3本を投入するほか、車内防犯カメラの整備を進める。情報配信の強化では、混雑状況の「見える化」の推進や、デジタルサイネージの各駅への整備を行う。
東急では、これらの整備に総額502億円を投資し、安全で安心・快適な移動ができる「いい電車」の実現を目指すとしている。