西武鉄道は13日、2018年度に導入する新型特急車両について、内装などのデザインの概要を発表した。
導入する新型特急車両は、「いままでに見たことのない新しい車両」がコンセプト。同社は今回、コンセプトに沿った形で、内装などの基本デザインを決定した。車体デザインでは、三次元の曲面ガラスを先頭部に採用。カラーリングは、アルミ製の車体に塗装する仕様とする。客室は白を基調に、大きな客室窓を配置。窓は等間隔で連続する配置にする。座席シートとエントランスは、黄色を基調に配色。各トイレの基調色にも黄色を使う。壁の一部や天井には曲面のデザインを採用。照明は、天井から光が反射する間接照明を用いる。車内設備では、各座席に電源コンセントを配備。5号車にはAEDを備え付けるほか、同社初となる女性専用トイレを設ける。
新型特急車両は、8両編成7本の56両を導入。運行開始時期は、2018年度末を予定している。