西日本鉄道は、今年5月に導入を開始したICカード「nimoca」の発行枚数が、11日(月)に10万枚を突破したと発表した。
nimocaには、無記名式の「nimoca」と記名式の「スターnimoca」、およびクレジット機能付きの「クレジットnimoca」の3種類があるが、これまでに発行した約8割が「スターnimoca」と「クレジットnimoca」となっている。無記名式の「nimoca」では、電車とバスの利用でのみポイントが蓄積されるが、「スターnimoca」と「クレジットnimoca」では商業施設での利用にもポイントが蓄積されるようになっている。同社によると、加盟店舗や買い物の共通ポイントサービスが、利用者の支持を得ているのだという。
nimocaは、今年度中に福岡都市圏の西鉄バス全路線で使用が可能となる予定で、2010年春には、鉄道の貝塚線への導入や、JR東日本・JR九州・福岡市交通局のICカードとの相互利用を開始する予定。