鉄道建設・運輸施設整備支援機構は6月30日、北海道新幹線の工事区間について、札幌市街地の高架橋区間をトンネルに変えるなど、工事計画を一部で変更すると発表した。
工事計画を変更するのは、北海道新幹線新函館北斗~札幌間の工事区間のうち、札幌市街地区間のトンネルと高架橋区間。手稲トンネル(約18.8キロ)と高架橋区間(約7.4キロ)を経て、札幌駅に接続する計画を見直し、高架橋の区間をトンネル構造に変える。手稲トンネルの名称は「札樽トンネル」に変更し、トンネルの総延長は約26.2キロにする。同計画変更は、北海道、札幌市からの要望を受けてのもの。
また、中間駅として予定している長万部駅は、地平駅とする計画から、高架駅に変更する。