JR東日本は21日、秋田港~秋田間での列車運行が認可されたと発表した。
この列車運行は、秋田県および秋田市からの要請に基づき、交通手段の確保が問題となっている秋田港へのアクセス改善を目指して行うもの。これにより、誘客拡大による地域経済の活性化を図るほか、秋田港への集客力を強化し、セリオンタワーを核とした賑わい創出を図るとしている。今年は、竿燈まつり時に入港するクルーズ船を対象にトライアル運行を行い、課題を整理した上で今後の本格運行について検討するとしている。
トライアル運行は、8月3日から6日までの間、秋田~秋田港間で各日1~2往復の運転が行われる。車両はキハ40・48形を使用した4両編成で、クルーズ船乗船客を対象とする。また、秋田港には乗降タラップを仮設し対応する。