JR東海は15日(金)、日本車輌製造と資本業務提携契約を締結し、日本車輌製造の普通株式を公開買い付けにより取得を目指すと発表した。
日本車輌製造は、鉄道車両の製造を主とした事業をおこなっており、JR各社や名鉄、海外の鉄道に車両を納入している。
JR東海の車両部門は、新幹線・在来線車両の性能・品質の維持向上や超電導リニア車両の開発推進のために、日本車輌製造と協力して車両の開発・設計・製造・保守管理をおこなう方針を示している。
1株あたりの買い付け価格は370円で、50.10パーセント(73,522,000株)の株保有を目指す。公開買い付け期間は、2008年8月18日から同10月7日までの35営業日。
なお日本車輌製造は現在、東証と名証の1部に上場しているが、公開買い付け後も引き続き上場を維持する予定。