JR西日本は24日、奈良線新田駅の東側改札口の新設について、デザインや設備などの概要を決定したと発表した。
新田駅の改札口新設は、京都府宇治市と同社の間で2016年末に基本合意したもの。新しい改札口は同駅東側に設け、「新田の歴史継承と東口発展をリードする新しい玄関口」をコンセプトに整備する。東側の駅舎は地平式。駅舎デザインは、新田地区の歴史的な町並みや自然景観に配慮しつつ、駅東側の玄関口にふさわしいものとし、正面のガラスサッシには、町屋格子を採り入れる。駅設備としては、自動改札の通路を2つ、券売機、精算機を各1台設ける。駅前広場も新たに設け、宇治市が整備を行う。
東口改札の供用開始時期は、2018年春を予定している。