JR西日本とスルッとKANSAI協議会は1日、PiTaPaカードのJR西日本での利用について、チャージ不要で利用できるサービスを導入することで合意したと発表した。
今回の合意は、JR西日本とスルッとKANSAI協議会の間で進めている「ICカード乗車券を活用した連携サービス」の一環で交わしたもの。現行では、PiTaPaカードに事前にチャージすることで、JR西日本をはじめ、全国相互利用対象エリアで同カードを利用できる方式を採用しているが、チャージ不要の「ポストペイ」サービスを新たに導入する。同サービスは、1か月間の利用代金を自動集計し、指定の銀行口座などから後日引き落とす方式。JR西日本の近畿圏エリアを対象に導入する。
JR西日本でのポストペイサービスの導入予定時期は、2018年秋。PiTaPaカードを使い、JR西日本の自動改札機を入出場した利用状況を集計し、同社規定の条件に合えば、運賃の割引を適用するサービスも行うとしている。
