錦川鉄道は、南桑~根笠間に設置する新駅の名称を募集している。
新駅は、錦川清流線の南桑駅と根笠駅の間、岩国市美川町根笠地区に設置。錦川に隣接する場所に設け、ホーム上には展望用の区画、設備を整備する。ホームは1面1線。ホーム長は、展望区画を含め44メートルとする。停車する列車はイベント列車とし、定期列車は日中の列車を中心に、同駅付近で徐行運転を行う。
新駅の設置工事は、2017年10月に着手。2017年度に護岸壁の補強やホームの建設、2018年度にホーム上屋の工事などを実施し、2018年9月の完成をめざす。錦川清流線の新駅は、1993年開業の守内かさ神駅以来、25年ぶりとなる。
同社では、新駅設置に先だち、9月4日(月)から駅名を募集している。ハガキで同30日(土)まで受け付ける。採用者には、沿線の特産品やオリジナルグッズなどの記念品を贈るほか、新駅開業時のイベントに招待する。新駅の駅名は、10月下旬に発表する予定。