JR東日本水戸支社は15日、常磐線羽鳥駅を橋上駅舎化する工事を始めると発表した。
羽鳥駅の工事は、茨城県小美玉市との協定により取り組むもので、橋上駅舎と東西自由通路を新設。駅舎、通路ともに、同市の「陸の交流エリア」のシンボルとして整備する。外観は、「羽鳥」にちなみ、鳥が羽ばたく姿がモチーフ。国産の木材を活用した設計にする。駅設備は、コンコース、駅事務室、多機能トイレなどのほか、上下各ホームにエレベーターを1基ずつ設置。自由通路にも、東口、西口それぞれに、エレベーターを各1基設ける。
工事は、2017年9月に着手。2019年秋ごろに一部施設の供用を開始し、2019年度末ごろには、全体の完成をめざす。