相模鉄道は19日、二俣川駅で進めている全面リニューアルの概要を発表した。
二俣川駅のリニューアルは、同社グループの重点開発プロジェクトの一環として取り組むもの。新駅舎の建設、商業施設の新設、南北連絡通路の整備などを行う。新駅舎は、既存駅舎の上部に2階分を増築する形で、地上4階建てとし、同建物に商業エリアを整備。駅前に建設する11階建ての「コプレ二俣川」内の商業エリアと各階連絡通路で結び、新しい商業施設として、「ジョイナステラス二俣川」を開業する。連絡通路は、駅と南口の交通広場などを結び、鉄道とバスなどとの乗り換えをしやすくする。
駅舎の外壁には、レンガを採用。内装には、レンガのほか、鉄、ガラスなどを使用する。駅舎ではこのほか、改札口周辺のリニューアル、ユニバーサルデザインの採用などを行う。
リニューアル工事は、2015年4月に開始しており、2018年12月までに完了する予定。同4月下旬には、新駅舎の一部の供用開始、ジョイナステラス二俣川の開業を予定している。