叡山電鉄は9月29日、来春導入する観光用車両の愛称を「ひえい」に決定したと発表した。
観光用車両「ひえい」は、700系車両1両をリニューアルして投入するもので、先頭部に配する大きな楕円が特徴。京都中心部から、八瀬、比叡山を経て、琵琶湖に至る観光ルート「山と水と光の廻廊<比叡山・びわ湖>」にちなみ、同ルートの道しるべ的な存在になることを念頭に、「ひえい」と名づけた。
同社は、同車両のロゴマークも今回発表。大地から放出される「気」の力、灯火をモチーフとしたもので、車体先頭部、側面などに用いる。ひえいの運転開始時期は、2018年春の予定。