鹿児島市交通局は15日、同局の軌道事業の旅客運賃について、九州運輸局に変更認可を申請した。
申請した運賃変更は、軌道事業の定期旅客運賃が対象で、1990年以来の改定。実施時期は、2018年1月1日(月・祝)を予定している。大人1か月の通勤定期を現行の6720円から7140円に、通学定期は現行4800円から5100円にそれぞれ値上げする。改定率は、ともに6.25パーセント。通勤定期、通学定期は、ともに現行の区間の指定をやめ、全区間で使えるようにする。なお、1月以降、「全線定期」と「通勤通学定期」は廃止する。
同局ではこの運賃改定による増収額を用いて、老朽化した施設や設備の更新などに充てるとしている。