東京都交通局は16日、都電荒川線の全停留場と日暮里・舎人ライナーの全駅を対象に、駅ナンバリングを導入すると発表した。
導入する駅ナンバリングは、都電荒川線の全30の停留場、日暮里・舎人ライナーの全13駅が対象。都電は「東京さくらトラム」の愛称をもとに、アルファベット2文字で「SA」を、日暮里・舎人ライナーは日暮里と舎人の頭文字からとった「NT」をそれぞれ用いたうえで、数字2桁を組み合わせて使う。数字は、都電が三ノ輪橋停留場を、日暮里・舎人ライナーが日暮里駅を起点に設定。都電では、三ノ輪橋停留場を「SA01」、早稲田停留場を「SA30」などとし、日暮里・舎人ライナーでは、日暮里駅を「NT01」、見沼代親水公園駅を「NT13」などとする。駅名標などでは、各線の路線シンボルに、駅ナンバリングを組み込む形で表示する。
駅ナンバリングは、駅名標のほか、車内路線図、車内での案内、ホームページ等で導入。2017年11月下旬から順次導入する。