JR西日本は26日(火)、姫新線用にキハ122系、127系気動車を新製すると発表した。
姫新線輸送改善事業に伴うもので、投入車両数は19両(1両編成×7本、2両編成×6本)。キハ122系は1両編成、キハ127系は2両編成で、いずれも最高時速は100キロ。
デザイン・装置は223系をベースとした車両だが、車体強度を強めるほか、片側2扉、1+2列の転換式クロスシートを採用する。車体外観のラインは、イエローとオレンジ、その間にホワイトの配色。気動車のエンジンは、窒素酸化物やばい煙などを低減できる環境対応のものを使用する。バリアフリーにも対応しており、車椅子対応トイレ(キハ127-0代、キハ122に設置)や車イス対応スペースを設置する。ワンマン運転にも対応。
新製車両は、今年9月下旬以降に試運転がおこなわれる予定。その後、2009年春に姫新線(姫路~上月間)で営業運転を開始し、同線の輸送改善工事が完了する2010年春以降に、速達化が実施される。
(★記事協力 中村さん)