小田急電鉄は12日、片瀬江ノ島駅の改良工事を実施すると発表した。
現在の片瀬江ノ島駅の駅舎は、1929年に建設された、竜宮城をイメージしたもの。今回の改良工事では、竜宮城の雰囲気をそのままに、寺社仏閣で使用される技法「竜宮造り」を採用し、デザイン性を向上させた駅舎を建設する。また、ホーム屋根をストレート屋根からテント膜屋根・折板屋根に変更するほか、コンコースの拡幅、トイレのリニューアルも行い、快適性、回遊性、利便性を向上する。
改良工事の実施期間は、2018年2月から2020年5月までの予定。小田急電鉄では、2020年に向けて、国内外の多くの旅客に利用される駅を目指すとしている。