JR東海は13日、TOICAエリアを中心とする在来線176駅を対象に、駅ナンバリングを導入すると発表した。2018年3月以降、順次導入する。
同社の駅ナンバリングは、ICカード「TOICA」が利用可能な駅と、訪日外国人の利用が多く見込まれる中央本線と高山本線の各3駅をあわせた全176駅が対象。2019年春にTOICAを導入予定の柏原~醒ヶ井間、下曽我~足柄間の各駅なども含め、アルファベット2文字と数字2桁を組み合わせて使う。アルファベットは1文字目に「C」を、2文字目に路線ごとに割り振るA~G、I、Jを使い、路線記号として設定。東海道本線は「CA」、中央本線は「CF」などとする。数字の順は、東海道本線は熱海駅から、中央本線、関西本線は名古屋駅からなど。起点となる駅の数字は0から始め、熱海駅は「CA00」、高山本線の岐阜駅が「CG00」、関西本線の名古屋駅が「CI00」などにする。
駅ナンバリングは、路線記号と数字を路線カラーの枠で囲むデザインを用い、路線図、ホーム上の駅名標などで表示。2018年3月以降、順次導入する。