国土交通省鉄道局は18日、大阪市交通局の鉄軌道事業について、大阪市からの譲渡と、大阪市高速電気軌道への譲受の許認可をおこなった。
今回の許認可は、大阪市営地下鉄の民営化に関するもので、大阪市と大阪市高速電気軌道からの申請を受け、同省が実施。鉄道事業の譲渡譲受認可事案と、軌道事業の譲渡許可事案の2つが2017年10月17日に申請され、同12月18日付けで、申請に対応する認可状、許可状が交付された。譲渡、譲受は、2018年4月1日に行われ、同日をもって大阪市営地下鉄が民営化される。
譲渡、譲受される路線は、地下鉄8路線129.9キロと、ニュートラム7.9キロ。譲渡譲受金額は、2018年度期首の試算で約4843億円としている。