JR東日本盛岡支社は22日、山田線宮古~釜石間の駅舎復旧工事の予定などを発表した。
同社は今回、山田線宮古~釜石間(55.4キロ)の鉄道復旧工事の概況について発表。東日本大震災で被災した7つの駅のうち、駅舎の復旧を行うものとして、磯鶏、津軽石、織笠、浪板海岸、鵜住居の5駅を挙げた。このうち、磯鶏駅、津軽石駅は、駅舎の修繕などを実施。織笠駅、浪板海岸駅、鵜住居駅は、同社が駅舎を新設する。工期は、津軽石駅と織笠駅が2018年4月から8月にかけて、磯鶏駅、浪板海岸駅、鵜住居駅が同5月から7月にかけて。陸中山田駅、大槌駅は、地元自治体が駅舎を新設するとしている。
宮古~釜石間の運転再開は、2018年度内を予定。復旧後は三陸鉄道に路線を移管する。