鉄道コム

相鉄本線、鶴ヶ峰駅付近を地下化へ

2018年1月11日(木)16時0分

事業区間平面図
事業区間平面図

横浜市道路局は9日、「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」において、鉄道を地下化する方式を採用すると発表した。

同事業は、相鉄本線の西谷~二俣川間2.7キロメートルの連続立体交差化を行うもの。この事業により、開かずの踏切5箇所を含む計10箇所の踏切が廃止される。事業主体となる横浜市では、2016年度より測量や地質調査などを行い、高架方式との比較検討を行った上で、踏切除去数やまちづくりへの寄与、費用などを考慮し、地下方式を選定した。

この連続立体交差事業により、ピーク時に1時間あたり40分以上遮断する「開かずの踏切」による渋滞の解消や、鉄道により分断されていたことによる緊急活動への支障の解消、鶴ヶ峰駅周辺のまちづくりの進展などが見込まれる。

同事業は今後、国の着工準備採択を待った後、国との協議や事業認可手続きなどを含む着工準備期間に5年を掛け、その後着工する流れとなる。

相模鉄道では現在、相鉄本線天王町~星川間でも連続立体交差事業が事業中となっている。同区間は2017年3月に下り線の高架化が終了しており、全線高架化完成は2018年度を予定している。

2018年1月11日(木)16時0分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 伊予鉄道7000系営業運転開始[2025年2月]
  • 京成3200形営業運転開始[2025年冬]

鉄道コムおすすめ情報

画像

高崎・盛岡に新型気動車

ハイブリッド気動車「HB-E300系」2025年度下期デビュー。八高線や釜石線などに投入。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。