JR北海道は17日、スマートフォンを使って定期券が購入できる「スマホ定期券」のサービスを開始すると発表した。
導入するスマホ定期券は、スマートフォン利用者向けのサービスで、スマートフォンの画面に定期券を表示するもの。導入区間は、石北本線の西留辺蘂~網走間、釧網本線の網走~緑間で、アプリを通して購入できるようにする。アプリは、ウエルネットが提供する「バスもり!」を活用。利用者は、同アプリ内の「定期券購入」にて、必要な項目と決済方法を選択し購入する。対象は通勤大人、通学一般、通学高校の3つで、期間はそれぞれ1、3、6か月が設定。通学一般と通学高校の各定期券では、事前に学校に申し込むことで本人確認を行い、通学証明書の提出は省略する。スマホ定期券には、画面中央にデザインされた乗り物がスクロールする仕様と、一定期間ごとに乗り物の色が変わる仕掛けを採用。また、有効期間を過ぎると画面上に表示されなくなる設定にする。
スマホ定期券のサービス開始日は、2018年4月1日(日)。