鉄道コム

汎用コンテナを「20形式」に変更、JR貨物

2018年2月15日(木)12時46分

20形式コンテナ(外観イメージ)
20形式コンテナ(外観イメージ)

JR貨物は14日、背高タイプのコンテナ「20形式」を、汎用コンテナに変更し、追加導入すると発表した。

20形式のコンテナは、両側開きの「20Dタイプ」と妻側開きの「20Gタイプ」の2種類。高さは、20Dタイプ、20Gタイプとも、外側が2600ミリで、現行の汎用コンテナ「19形式」と比べた高さは外側、内部ともに100ミリ高くなっており、「背高タイプ」として扱っている。同社では、床面の高さが1100ミリある貨車、コキ50000形式に対応する汎用コンテナとして、これまで19形式を使ってきたが、2018年3月17日のダイヤ改正をもって、コキ50000形の定期運用を終了し、床面の高さが1000ミリのコキ100形式に統一することから、より容量の大きい20形式を汎用コンテナに変更。コンテナ積載時の貨車の線路からの全高3600ミリの制限内に収め、輸送区間の制限をなくす。容積は、19Dの18.7立方メートルに対し、20Dが19.5立方メートルと広いため、物流効率がより高くなるとしている。

2018年度は、20Dを2650個、20Gを1300個新造。現行の19形式を順次置き換える。

2018年2月15日(木)12時46分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 神戸市西神車庫廃止[2025年度初頭]
  • リニア・鉄道館ドクターイエローT4編成展示開始[2025年6月頃]
  • 超電導リニアL0系 改良型試験車「M10」投入[2025年夏]
  • 舞浜リゾートライン二次元コード乗車券導入[2025年夏以降]
  • 東急大井町線各駅停車用6020系導入[2025年夏以降]
  • 伊予鉄道ICい~カードサービス終了[2025年9月]
  • 京阪電気鉄道運賃改定[2025年10月1日(水)]

鉄道コムおすすめ情報

画像

東上線に新型「90000系」

「今までにない印象に残る大胆な先頭形状」を採用。9000系置き換え用に2026年デビュー。

画像

京王本線ではない理由とは?

京王の本線格となる路線は、「京王本線」ではなく「京王線」。この路線名となっている理由を探ります。

画像

違う車両のエキスポライナー

323系による特別使用車が使われれると発表されていた「エキスポライナー」。しかし平日朝には別の形式が使用されています。

画像

実は特殊仕様の中央グリーン車

中央線快速に導入されたグリーン車は、実は他路線の車両とは異なる特殊仕様。その中身とは?

画像

「元新京成車」扱いどうなる?

4月1日の京成電鉄と新京成電鉄の合併後、元新京成車はどうなる? 京成に取材しました。その将来の分析も。

画像

3月の鉄道イベント一覧

ダイヤ改正の3月到来。鉄道旅行や撮影の計画は、鉄道コムのイベント情報で。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。