JR東海は7日、東海道新幹線の新型車両「N700S」のシンボルマークを決定したと発表した。
N700Sは、2020年度に営業運転への投入を予定する車両。営業運転を前に1編成を確認試験車として製造し、2018年3月20日より走行試験を開始する。
N700Sの形式名に使用される「S」は、最高の新幹線車両を意味する「Supreme(最高の)」を表している。今回発表されたシンボルマークにおいては、「Supreme」のイメージを色と形状で表現し、「Supreme」の高級感や上質感を表現した白地に金色の配色や、先頭形状などをイメージした「S」の形状、文字配置による鉄道としての安心感や安定感を表現したデザインとした。このシンボルマークは、奇数号車の両側面2か所、1編成あたり16か所に配置する。
あわせて同社は、N700Sの編成記号を「J」とすると発表した。「J」は、かつてJR東海が1990年に導入し、1992年から2012年にかけて運用した、初代「のぞみ」用の300系に使用されていた。