神戸新交通は22日、ポートライナーで運用している2000形の固定座席の一部を、跳ね上げ座席に変更すると発表した。
今回の改造工事は、平日朝ラッシュ時の混雑緩和を目的とするもの。2016年に導入した2020形の座席配置を基に、2000形の改造を行う。1両あたり4人分の座席を固定座席から跳ね上げ座席に変更することで、1編成あたり約30人の収容人数増加となるほか、全編成の改造終了後には、平日朝ラッシュの8時台で約620人分の輸送力増加を見込む。なお、座席数自体の変更はない。
この改造編成の営業運転開始は、2018年4月。以降、14編成を2019年5月までに改造し、順次投入していくとしている。