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丸ノ内線に新型車両を導入、東京メトロ

2018年3月26日(月)14時19分

丸ノ内線2000系(イメージ)
丸ノ内線2000系(イメージ)

東京メトロは26日、丸ノ内線に新型車両「2000系」を導入すると発表した。

2000系は、現在丸ノ内線で運用中の02系を置き換える車両。銀座線1000系で培った技術を更に発展させた最新技術を採用するとともに、丸ノ内線の特徴から導き出したキーワードに基づいた斬新なデザインとした。車両デザインコンセプトは、「色-Color-」、「形-Form-」、「機能-Function-」の3点。

車体デザインは、「グローイング・スカーレット」をメインに、丸ノ内線の代名詞である「サインウェーブ」を織り込んだものとした。内装では、球面形状の天井パネルを採用し開放的な車内空間を演出するほか、車端部に東京メトロ初となる丸窓を採用した。また、クッション性を改良した座席やモバイル機器の充電用コンセント、小物テーブルや荷物掛けを装備し、車内快適性を向上させる。このほか、日比谷線用13000系などと同様に、連結面仕切り扉や荷棚への強化ガラス採用、ステレオ方式の車内放送システム、3画面の車内表示器などの設備も引き続き装備する。

車両性能面では、永久磁石同期モーター(PMSM)の採用や片軸操舵台車、非常走行用バッテリーの装備を行うほか、脱線時に自動で列車を停止させる脱線検知装置も搭載する。また、無線式列車制御システム(CBTC)やデジタル空間波無線の搭載にも対応した設計とする。

2000系の運用開始時期は、2019年2月。その後、2022年度までに53編成318両を導入する。また、同形式の導入にあわせ、2022年度のCBTC稼動を目指すとしている。

2018年3月26日(月)14時19分更新
 

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