JR北海道は22日、特急「スーパー北斗」での車内販売の対象や方法を見直すと発表した。
車内販売の見直しは、札幌~函館間を結ぶ特急「スーパー北斗」が対象。現行では、客室乗務員による車内販売を上下各7本で実施しているが、これを各3本に減らす。スーパー北斗4号、7号では車内販売をとりやめる。終了日は、2018年5月31日(木)。同社はまた、客室乗務員による車内販売に代え、販売スタッフによる待ち受け方式、かつ短い区間での「簡易車内販売」を行う列車を上下各3本設定することを明らかにした。対象列車と実施区間は、スーパー北斗12・14・16号が札幌~苫小牧間、同7・9・11号が函館~森間。キハ261系では1号車、キハ281系では3号車の各販売コーナーで、ソフトドリンクやお菓子などを販売する。
簡易車内販売の開始日は、同6月1日(金)。同社は今回の見直しについて、客室乗務員の人材確保と収支状況を理由に挙げている。