ゆりかもめは3月29日、新型車両7500系を導入すると発表した。
導入する7500系車両は、2014年に運転を始めた7300系に次ぐ新型車両。7300系で採り入れた全席ロングシートや、バリアフリー設備などを継承したうえで、設備の拡充などを行う。車内設備として、案内表示と広告画面の2画面を全ドア上部に取り付けるほか、空調用の送風機を1両あたり2台設置。ドア付近の握り棒の形状変更、吊り手の増設、車いすスペースの手すりの2段化なども行う。また、前面窓では、映り込みが低減する仕様に変更し、前面の眺めをよくする。このほか、車両の自動運転、手動運転の識別用に自動運転灯を新たに設ける。
7500系は、第1編成を2018年秋に導入した後、2020年6月までに計8編成を投入する予定。1999年に運転を始めた7200系は、7500系投入により置き換わる。