鉄道コム

通勤定期券「どっちーも」の多摩版を発売、京王

2018年4月2日(月)11時40分

多摩版「どっちーも」発売区間一例
多摩版「どっちーも」発売区間一例

京王電鉄は3月29日、通勤定期券「どっちーも」に、多摩版を追加して発売すると発表した。

どっちーもは現在、「新宿駅・渋谷駅のどちらでも乗り降りが可能な定期券」として発売されているもの。今回新たに、聖蹟桜ヶ丘駅・京王多摩センター駅または京王永山駅のどちらでも乗り降りが可能な多摩版を発売する。

多摩版の発売区間は、聖蹟桜ヶ丘・京王多摩センター・京王永山の各駅~調布以東の各駅間。聖蹟桜ヶ丘駅発着では京王多摩センター駅・京王永山駅で、京王多摩センター駅・京王永山駅発着では聖蹟桜ヶ丘駅で、それぞれ乗降が可能となる。調布~聖蹟桜ヶ丘駅・京王永山駅間の途中駅で乗降の場合は、調布駅からの運賃精算が別途必要となる。また、多摩版どっちーもと、新宿駅・渋谷駅で利用可能などっちーもの同時購入は不可としている。

多摩版の発売開始日は、6月1日。PASMO通勤定期券のみの発売で、発売額は1か月定期券が通常の定期券に加えて1000円など。また、多摩版の発売にあわせ、京王バスの金額式IC定期券「モットクパス」継続定期券を、駅自動券売機でも発売する。京王電鉄は、多摩版「どっちーも」の発売により、優等列車の乗車機会が増加するほか、ショッピングなどのライフスタイルに合わせたツールとしても活用できるとしている。

2018年4月2日(月)11時40分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 札幌市営地下鉄タッチ決済乗車実証実験開始[2025年春]
  • 蒲須坂駅・郵便局窓口業務一体化[2025年春頃]
  • 山陽電気鉄道カードタッチ決済乗車サービス提供開始[2025年春]
  • 京王井の頭線自動運転実証実験開始[2025年春]

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。