JR東日本は、「在来線早期地震警報システム」を在来線全線区に導入すると発表した。
現在導入されていない首都圏以外の在来線区(JR東日本管内の38線区)に、2009年度より順次投入し、地震発生時の利用者の安全確保をはかる。
同システムは新幹線用の「新幹線早期地震検知システム」と連動しており、地震の初期微動(P波)を検知した後に、推定した地震情報と気象庁の緊急地震速報を活用して、直ちに必要な区間の列車に緊急停止を指示する。
今回の導入が完了すると、JR東日本管内の全新幹線と在来線が、地震の早期警報システムの対象となる。
(■情報・記事提供 中村さん、木津行東西快速さん)