小田急電鉄は4月27日、歴代のロマンスカー車両などを展示する「ロマンスカーミュージアム」を建設すると発表した。鉄道ミュージアムの建設は、小田急電鉄では初めて。
ロマンスカーミュージアムは、海老名電車基地と新たな開発エリア「ViNA GARDENS」の隣接地に建設。歴代の特急ロマンスカー、3000形「SE」から20000形「RSE」までの各車両のほか、開業時の車両であるモハ1も展示する。また、電車運転シミュレーターや模型ジオラマ、キッズゾーンなども設置する。ミュージアムのコンセプトは、「“子ども”も“大人”も楽しめる鉄道ミュージアム」。
ロマンスカーミュージアムの開業予定時期は、2021年春。小田急電鉄では、小田急線の歴史を後世に伝えていくとともに、新しく誕生する街のシンボルとして、新たな賑わいを創出するとしている。