JR東日本仙台支社は5月15日、只見線会津川口~只見間の復旧工事に着手すると発表した。復旧工事では、橋りょうの復旧や修繕、土工設備の復旧・新設、軌道の復旧・交換、信号・通信・保安設備の取替などを行う。
只見線会津川口~只見間は、2011年7月の豪雨により不通となっている。JR東日本では鉄道の復旧に否定的な見解を示していたが、同社と福島県との間で協議の上、福島県が線路を保有する「上下分離方式」で復旧するとして、2017年6月に基本合意書などが締結されていた。
JR東日本は、5月より復旧工事の準備工事を実施。6月以降、橋りょう工事などの作業に着手するとしている。