PASMO協議会とパスモは、交通ICカード「PASMO」の発行枚数が、8月30日に1000万枚を突破したと発表した。
2007年3月にサービスを開始して以降、約1年5か月での達成となる。同協議会によると、現時点での達成は「当初の想定を上回る」という。
PASMOは、関東地区の鉄道やバスなどで使用できるICカードとして2007年3月にサービスを開始。サービス開始と同時に、JR東日本などが導入しているICカード「Suica」と、乗車券機能と電子マネー機能の相互利用を開始した。一時、カードの在庫が少なくなったために定期券を除き発売を制限したが、制限の解除以降、順調に発売枚数を伸ばしている。
今年5月時点での鉄道23事業者におけるICカードの利用率は、定期外利用で65.6パーセント、定期利用で76.9パーセントとなっている。