西日本鉄道は14日、太宰府駅をリニューアルすると発表した。
太宰府駅のリニューアルは、「町との共栄駅」をコンセプトに、太宰府にちなんだ要素を駅の内外装に採り入れる形で実施。太宰府天満宮をイメージした朱色を駅舎の内部、外観に用いるほか、内コンコースには同天満宮の太鼓橋をモチーフとした欄干を新たに設ける。また、当地ゆかりの梅の花をデザインした照明やベンチを設置。女性用トイレには、木目調の内装のパウダーコーナーも設ける。リニューアルにあわせ、案内用のピクトサインを活用するほか、多言語表記を基本としたデザインの統一も行う。
工費は約2億6000万円。2018年8月に着工し、同12月の完成をめざす。太宰府駅を含む太宰府線全体での取り組みとして、西鉄二日市駅の一部と、西鉄五条駅で、ホームの柱を朱色にする工事も行う。