大阪高速鉄道は11日、大阪モノレールの門真市駅以南の延伸事業について、国土交通大臣に軌道運輸事業特許を申請したと発表した。
今回申請した特許は、同社の大阪モノレール線の門真市駅から南へ8.9キロ延伸するもの。軌道法に基づき、2018年7月11日付で、国土交通大臣に申請した。延伸区間は、門真市駅を起点に、東大阪市の若江西新町地区まで、近畿自動車道に沿う形で整備。終点は、仮称で瓜生堂駅とし、途中に3つの中間駅を設ける。駅名はいずれも仮称で、門真南駅、鴻池新田駅、荒本駅。跨座型モノレールを複線で建設し、約286億円(消費税抜き)を建設費として充てる。支柱や桁などの道路構造物の事業費は、これと別に約740億円を見込む。
門真市~瓜生堂間の開業目標は、2029年を予定している。