JR西日本は20日、おおさか東線新大阪~放出間に設置する新駅4駅の駅名を決定したと発表した。
2019年春に開業予定であるおおさか東線延伸区間の駅は7駅。うち、新駅は4駅となる。新駅の駅名は、新大阪寄りから順に、「南吹田」「JR淡路」「城北公園通」「JR野江」。
南吹田駅は、新大阪駅から2.0キロ地点に設置する駅。所在地に忠実であり、吹田市最南端の駅である場所をイメージしやすいなどの理由により命名した。仮称の駅名は西吹田としていた。
JR淡路駅は、新大阪駅から3.3キロ地点に設置する駅で、阪急線との乗換駅となる。隣接地域の名称を採用し、他社線との区別のためにJRを冠した駅名とした。仮称は淡路。
城北公園通駅は、新大阪駅から5.4キロ地点に設置。新駅所在地の旭区と、隣接する都島区を貫く通りから命名した。地域名を含むため、場所がわかりやすいことも命名理由としている。仮称は都島。
JR野江駅は、新大阪駅から7.6キロ地点に設置する、京阪線・大阪メトロ谷町線との乗換駅。所在地に忠実である駅名に、区別のためJRを冠したものとした。仮称は野江としていた。
おおさか東線の新規開業区間では、新駅4駅のほかに、新大阪駅、鴫野駅、放出駅を経由。11.1キロを延伸し、同線の総延長は20.3キロとなる。