東京都交通局と南海電気鉄道は、9月14日(日)から「東西駅前自慢相撲」キャンペーンを実施している。
両社局の沿線の魅力を同時にPRして旅客誘致をはかるもので、相撲の東西対決になぞらえたポスターを全6回にわたって車内に同時掲出する。
「東京タワーvs通天閣」(タワー自慢)、「もんじゃ焼きvsたこ焼き」(粉モン自慢)など、両者自慢の名物や文化をテーマごとに東西対決させ、首都圏では南海沿線を、関西圏では都営地下鉄沿線を利用者に理解してもらうことを狙う。10月上旬には、東京・大阪の名物や名所をまとめたパンフレット「再見聞録」を、都営地下鉄や南海の駅で計12万部配布する予定。
都営地下鉄と南海沿線には、東京タワーや通天閣、浅草寺や住吉大社など、全国的に有名な観光名所や寺社仏閣があることや、ともに空港へのアクセスを担っていること、都電荒川線と南海グループの阪堺電気軌道が路面電車を運行していることなど、共通点が多いことから、今回初めて旅客誘致でのコラボレーションが実現した。
これにあわせて南海電気鉄道では、大阪観光をPRするために、11月1日(土)、2日(日)の10時から15時に、都電おもいで広場(都電荒川線「荒川車庫前」下車)にて、「大阪観光名所・南海電鉄PR展」を開催する。イベントでは南海電鉄グッズ販売ブースなどが出展する予定。