東京急行電鉄は12日、同社の鉄道事業を分社化すると発表した。
事業の分社化は、東急グループの持続的成長を目指すための施策の一環。グループ経営を担う事業持株会社と、事業経営に携わる各子会社へ、機能別に再編する。鉄道事業については、分社化により、徹底した顧客視点や沿線価値向上への寄与、人材力・技術力の更なる向上を図るとしている。
鉄道事業の分社化は、2019年9月を予定。東京急行電鉄が100パーセント出資する新会社を設立し、株主総会での承認を経た上で実施する。また東京急行電鉄は、鉄道以外の事業についても、事業特性にあわせた検討を進めるとしている。