札幌市交通局は9月28日、新型低床車両「1100形」を導入し、愛称を「シリウス」に決定したと発表した。
1100形は、路線ループ化時に導入したA1200形「ポラリス」に続く低床車両。同局の路面電車としては、4年ぶりの新型車両となる。3車体連接車両のA1200形と異なり、単車タイプとしている。車内は全席ロングシートとしたことで、通路幅は1220ミリを確保。A1200形よりも約200~400ミリ拡大している。
愛称の「シリウス」は、A1200形と同様に星の名前を採用。9月1日に開催した「2018市電フェスティバル」において、来場者の投票により決定した。太陽以外では地球から最も明るく見える恒星の名前とすることで、街中を颯爽と走る姿や、「明るい都市=札幌」をイメージした。