JR東日本水戸支社は19日、E653系が水戸支社管内へ転属すると発表した。
転属するE653系は、7両編成1本。かつて常磐線の特急「ひたち」に使用されていた485系をイメージした塗装を纏う。水戸支社は、「新しさとノスタルジーを兼ね備えた地元の方々に愛されるデザイン」だとしている。
E653系は、1997年から2013年まで、特急「フレッシュひたち」として常磐線で活躍していた車両。2012年以降に導入されたE657系への置き換えにより常磐線での運用を終了し、2013年以降は羽越本線などの特急「いなほ」や特急「しらゆき」などで活躍している。E653系が水戸支社で営業運転を実施するのは、約5年ぶりとなる。
E653系の転属後の営業運転開始は、2019年春ごろ。臨時列車で使用する。