鉄道コム

「あずさ」と「かいじ」に新たな着席サービスを導入、JR東

2018年10月30日(火)15時39分

E353系
E353系

JR東日本は30日、中央線の特急列車を対象に、新たな着席サービスを導入すると発表した。

新たに導入するサービスは、常磐線特急「ひたち」などで導入している形態と同じもの。普通車における指定席と自由席の区分を廃止し、普通車全座席が指定可能となる。特急券は、座席を指定した指定席特急券としてのほか、座席未指定券としての発行も可能。未指定券では空席を利用できるほか、追加料金なしで座席指定もできる。なお、空席がない場合は立ち席での利用となる。

新サービス導入後の特急券は、指定席券・未指定券とも同額での発売となるほか、通常期や繁忙期、閑散期の区別はなくなる。新たな料金は、50キロまでが大人750円、100キロまでが大人1000円などで、現在の指定席特急券料金より低価格となる。車内で特急券を購入する場合は、座席指定を受けることはできず、駅での購入料金に加え大人260円、子ども130円を追加した車内料金での発売となる。また、サービス導入と同時に「えきねっとチケットレスサービス」を開始し、チケットレスによる利用では大人100円、子ども50円を引いた料金で発売する。

また同社は、新サービス導入にあわせ、「えきねっとトクだ値(乗車券つき)」をリニューアルすると発表した。新料金体系にあわせて料金を改定するほか、乗車日13日前の午前1時40分まで発売する「お先にトクだ値(乗車券つき)」を新たに設定する。このほか、「あずさ回数券」、「中央線料金回数券」、「信州特急料金回数券」は、新サービス導入と同時に廃止となる。

新サービスの導入時期は、2019年春。中央線特急のE353系への統一にあわせ、同サービスを導入するとしている。

2019年1月14日(祝)14時38分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

高崎・盛岡に新型気動車

ハイブリッド気動車「HB-E300系」2025年度下期デビュー。八高線や釜石線などに投入。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。