東京都都市整備局は8日、都心と臨海地域を結ぶBRT(バス高速輸送システム)の名称を「東京BRT」に決定したと発表した。
今回の名称決定にあたり、同局は2018年8月29日から9月18日まで公募を実施。応募総数は428件で、このうち最多となる23件の応募があった「東京BRT」に決めた。「シンプルで分かりやすい」、「誰でも覚えられる」などの意見を踏まえたうえでの決定。23件の中には、「TOKYO BRT」や「TOKYO・BRT」も含まれ、このうち「TOKYO BRT」を英語表記として採用することも明らかにした。
同局は引き続き、東京BRTのデザイン案の公募を開始。案はA~Cの3つで、BRT車体外観や公式サイトなどに用いるシンボルカラーは、A案が「レインボー」、B案が「臨海ブルー」、C案が「江戸紫」とする。応募方法は、インターネット、Eメール、ファクス、郵便はがきのいずれか。2018年11月8日から同25日まで受け付ける。デザインの決定発表時期は、2019年1月ごろの予定。