鉄道コム

JR東西線直通快速を廃止、JR西がおおさか東線の運行概要を発表

2018年11月13日(火)15時39分

おおさか東線路線図
おおさか東線路線図

JR西日本は13日、おおさか東線全線開業時における運行概要などを発表した。

おおさか東線は、新大阪駅と久宝寺駅を結ぶ路線。2008年に放出~久宝寺間が部分開業しており、残る新大阪~放出間の工事が進められていた。

全線開業時には、201系を使用する普通列車を、新大阪~久宝寺間で運転。運転本数は、早朝・深夜を除き、1時間あたり上下各4本とする。このほか、207系・321系を使用し、大和路線から直通する直通快速を、新大阪~奈良間で土休日とも1日に上下各4本運転する。2018年現在のダイヤで設定されているJR東西線直通の直通快速は、運転を取り止める。また、直通快速の停車駅に高井田中央駅とJR河内永和駅を追加する。所要時間は、普通列車の新大阪~久宝寺間が約35分、直通快速の新大阪~奈良間が約60分。

JR西日本はあわせて、全線開業時の運賃なども発表した。おおさか東線には、全線で電車特定区間を適用。各駅からの初乗り運賃は大人120円となるほか、新大阪~放出間で大人220円、新大阪~久宝寺間で大人390円、新大阪~奈良間で大人920円などとなる。

おおさか東線の全線開業予定は、2019年春。JR西日本は、おおさか東線の全線開業と直通快速の停車駅拡大により、大阪東部地域・奈良方面から、新大阪駅および大阪都心部への鉄道の利便性を高めるとしている。

2019年1月9日(水)15時47分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

京成の新型車「3200形」詳細

実は「ギリギリ」な設計だった? 京成電鉄の新型車両「3200形」を深掘りします。

画像

西武山口線に新型車

4両編成3本を2025年度~2027年度に順次導入し、8500系を代替。デザインは各編成別。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。