阪急電鉄は7日、観光特急「京とれいん」の2編成目として導入する車両の詳細を発表した。愛称は「京とれいん 雅洛(がらく)」。
京とれいん 雅洛は、7000系を改造して導入する車両。現行の6300系京とれいんのイメージを継承しつつ、「乗車されたときから京都気分」をコンセプトに、「雅(みやび)な都へ向かう列車」として「雅洛」の愛称を採用した。
編成は6両で、各車両ごとにテーマとなる季節を設定。外観には各季節にあった植物をデザインする。車内では、全車両中央部に丸窓を設けるほか、3号車と4号車には窓向き座席と一人掛けの座席を、2号車と5号車には「坪庭」を設置する。
京とれいん 雅洛は、2019年3月に営業運転を開始する。特別料金は不要で、普通運賃のみで乗車できる。京とれいん 雅洛の運転開始により、梅田駅9時台~15時台と、河原町駅10時台~16時台は、観光特急が現行の京とれいんとあわせて毎時1本の運転となる。なお、2019年1月19日のダイヤ改正から京とれいん 雅洛の運転開始までは、京とれいん 雅洛の運転時刻に一般車両による快速特急を運転する。