JR北海道は12日、北海道新幹線の青函トンネル区間において、最高速度を向上すると発表した。
最高速度の向上は、2018年9月に実施された速度向上試験および貨物列車とのすれ違い試験の結果により決定した。JR北海道と、北海道新幹線の建設主体となる鉄道建設・運輸施設整備支援機構、貨物列車を運行するJR貨物が、走行時速160キロでの試験を実施。営業運転に支障ないことを確認したため、今回の速度向上決定に踏み切った。
速度向上は、2019年春のダイヤ改正にあわせて実施。これにより、東北・北海道新幹線の最速達列車は、東京~新函館北斗間の所要時間を4分短縮し、3時間58分で運転する。