東京都都市整備局は10日、都心と臨海地域とを結ぶBRT(バス高速輸送システム)路線「東京BRT」のデザインを決定したと発表した。
決定したデザインのコンセプトは、「地域を『つなぐ』」。シンボルカラーを「レインボー」とし、都心と臨海地域のつながり、地域の賑わい、未来とともに変化していく交通を表現したとしている。BRT車両や停留施設では、白地にレインボーの帯を配するデザインとするほか、ウェブサイトや車内の案内画面、乗務員のユニフォームにも、レインボーをアクセントとして使用する。
決定したデザインは、2018年11月に実施した公募において、3案の中から選ばれたもの。応募総数312件のうち、レインボー案は約4割にあたる127件を獲得。「明るいイメージ」「バスを待つのが楽しみになるようなカラーリング」などの意見も寄せられていた。
東京BRTは、2019年度より運行する予定。京成バスが運行を担当し、連接バスや燃料電池バスを使用して営業する。