東武鉄道は11日、SL「大樹」に「ドリームカー」車両を導入すると発表した。
ドリームカーは、かつてJR北海道が夜行列車に使用していた車両。普通車ながらグリーン車と同等のシートピッチ(1160ミリ)設定とし、リクライニングも6段階となっている。また、車端部には回転椅子やテーブルなどを設置したラウンジを設けている。今回導入するドリームカーのオハ14-505は、1988年に急行「まりも」用として改造され、1993年から2016年までは夜行急行「はまなす」に使用されていた。
導入日は、2019年4月13日(土)。同社は、SL・DL「大樹」の年間運転日のうち、40日程度にドリームカーを連結して運転する予定。また、座席指定料金については、現行の車両と同等の設定とする。