鉄道コム

ブルーラインを新百合ヶ丘へ延伸、横浜市

2019年1月23日(水)14時41分

延伸ルート案
延伸ルート案

横浜市都市整備局と横浜市交通局、川崎市まちづくり局は23日、横浜市営地下鉄ブルーライン(横浜市高速鉄道3号線)を、あざみ野~新百合ヶ丘間で延伸すると発表した。

延伸計画は、現在のブルーライン終点であるあざみ野駅から、小田急線新百合ヶ丘駅南口までの約6キロを整備するもの。終点の新百合ヶ丘駅を含め、計4駅を新たに設ける。

新たに設置する駅は、横浜市青葉区嶮山付近、同すすき野付近のほか、川崎市麻生区の3エリアが設置候補地。同区のヨネッティー王禅寺付近に駅を設置する東ルート、王禅寺公園付近を通過する中央ルート、白山付近を経由する西側ルートの3案を検討する。新駅が設置される川崎市では、東ルートが最も整備効果が高い有力ルートとしており、2019年度中に1案を選定する。

ブルーラインの延伸計画については、2014年度に事業化へ向けた基礎調査が開始されていた。2016年には国土交通省交通政策審議会の答申において延伸計画が盛り込まれており、2017年度からは横浜市交通局による調査検討も進められてきた。

延伸区間の開業は、2030年が目標。建設事業や開業後の事業主体は、横浜市交通局が担当する。延伸区間の所要時間は約10分程度とし、1日あたり約8万人の需要を見込む。横浜市と川崎市は、この延伸事業により、横浜と川崎市北部や多摩地域を結ぶ、新たな都市軸が形成されるほか、川崎市や多摩地区からの新幹線アクセス強化を図れるとしている。

2019年1月23日(水)14時41分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 中央新幹線品川~名古屋間開業[2027年以降]
  • 横浜市ブルーライン延伸開業[2030年]
  • 京王線笹塚~仙川間高架化[2030年度]
  • 埼京線十条駅連続立体交差事業完了[2030年度]
  • 宇都宮線古利根川橋りょう架け替え[2031年3月]

鉄道コムおすすめ情報

画像

登場時デザイン撮影会で

京急600形30周年にあわせた撮影会が12月に開催。600形デビュー時デザインが撮影会限定で復活。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。