京阪電気鉄道は、京阪線の1900系車両2編成を年内で引退させると発表した。
通常運用は、中之島線開業の伴うダイヤ改正前日の10月18日(土)までで、今年12月に臨時列車としてさよなら運転を実施する予定。
1900系は主に1963年に特急用として製造された車両。京阪特急で初めてテレビカーが連結され、優れた乗り心地と豪華なモケットで好評を博した。現在は特急用から一般車両用へ改造し、運用されている。
引退に伴い、10月1日(水)から「さようなら、ありがとう」の特製ヘッドマークが取り付けられる。また、通常運用の最後の平日となる10月17日(金)には、朝のK特急「おりひめ」(私市発淀屋橋行)と、夕方の準急「ひこぼし」(天満橋発私市行)に運用され、花道が飾られる。10月18日(土)は、下記の時刻の列車が最後の運転となる予定。
1919-1920号編成(通勤色)…区間急行 天満橋駅13:49発 区間急行 萱島行
1929-1930号編成(特急色)…区間急行 天満橋駅16:29発 区間急行 萱島行